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きれいな空気を子供たちに、空気浄化システムを自作する北京市民

人民網日本語版 2016年12月21日09:13

北京市順義区のある学校で、自身が設計した換気システム施工プロジェクトの検査を行う姜慶さん(12月17日、撮影・羅暁光)。自宅の書斎にいる姜慶さん(写真右)と子供たち。この日の室外の微小粒子状物質(PM2.5)の数値は300を上回っていたが、姜さんの自宅内のPM2.5は1ケタ台を保っていた(12月17日、撮影・羅暁光)。自ら設計した換気システムを使用する北京市順義区のある幼稚園で、室内の微小粒子状物質(PM2.5)の数値を測定する姜慶さん。この日は北京で重度の空気汚染に見舞われていたが、室内のPM2.5の数値はたった3.6だった(12月17日、撮影・羅暁光)。
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姜慶さんは北京に住むごく普通の市民の一人。しかし大気汚染に立ち向かうため、独自の方法で空気の質の改善に努めている。子供たちが新鮮な空気を吸えるように、IT企業で働いていたこともある姜さんは2013年、自ら設計した全校空気浄化システムを自分の娘が通う学校に寄贈した。姜さんが設計・取り付けを行った換気システムは現在、北京市内の学校約十数校、及び一部のオフィスビルや住宅でも使用されている。姜さんは、「今の自分の経済状況には余裕があり、金儲けに奔走する必要がない。そのため、空気浄化システムの設計・取り付けに全力を注いでいるのは決して利益追求が目的ではなく、社会に変化をもたらし、特に子供たちにきれいな空気を吸ってほしいと願っているからだ。大気汚染に立ち向かうにあたって、過度に悲観的・受動的ではいけない。私たちが努力することで、子供や大人に限らず、全ての人がより健康で楽しい生活を送ることができる」と語った。新華社が伝えた。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年12月20日

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