ここ数日、北京では穏やかで麗らかな日が続き、気温が高いままで、長期的に北京を覆う主要な汚染物質であるPM2.5 (微小粒子状物質)がオゾンに取って代わられた。オゾンはPM2.5に負けないほど有害である。
北京市環境保護モニタリングセンターの情報によると、オゾンの濃度が標準値を超えると、人体に一連の影響を及ぼす。具体的には、オゾンは呼吸器を強く刺激することで気道反応や気道炎症が増加し、喘息の悪化を引き起こす。
一部の専門家はPM2.5に対する対策の強化に伴い、大気の視程が向上、オゾン汚染対策問題がより顕著になるという。国際経験上、オゾン汚染対策はPM2.5対策よりさらに難易度が高い。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月24日