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ワンタン、ラーメン、豆腐などの中国語の英語訳を国家基準として統一

人民網日本語版 2017年06月23日10:24

「long time no see(久しぶり)」や 「Four glad meat balls(四喜丸子・揚げ肉団子煮こみ)」など、中国語の意味から直訳された英語は「チングリッシュ」と呼ばれ、長きにわたり、数多くの笑い話となってきただけでなく、外国人を混乱に陥れてきた。

そんな英語訳を統一するため、中国の国家標準委員会は20日午後の記者会見で、「公共サービス分野の英語訳規範」シリーズ国家基準を発表し、公共サービス分野の「国家基準」となる英語訳を示した。

標識や案内板といった公共サービスで用いられる英語訳はこれまでほとんど統一されていなかった。今回基準として推薦翻訳語が発表されたのは、一般的によく目にし、使われる内容で、中国全土の中国語と英語の専門家、業界の専門家、英語を母語とする外国人の専門家など数十人の意見をまとめて決められた。

場所や機関の名称に関しては、固有名詞はローマ字表記、普通名詞は英文表記と定められた。場所や機関の名称の翻訳は、最も意見の相違が起こりやすい分野で、いつローマ字表記を使い、いつ英文表記を使うかについては、地域によってその基準も異なる。場所や機関の名称は通常、「固有名詞」と「普通名詞」に分けることができ、今回発表された基準は、「固有名詞」についてはローマ字表記、「普通名詞」については英文表記にすると明確に定めている。例えば、スーパーマーケットの「華聯超市」は「Hualian Supermarket」と表記される。「華聯」は、「固有名詞」であるため、ローマ字表記となり、「超市」はスーパーという意味の「普通名詞」であるため、英文表記となる。しかし、多少の例外もある。例えば、「固有名詞」自体が英語を中国語化したものである場合で、「希爾頓酒店」は、「Hilton Hotel」と「希爾頓」も「酒店」も英文表記することができる。その他、北京大学(Peking University)など、英語訳が既に一般的に広く使われているものについても、慣習に従うとしている。

同基準は、今年12月1日から正式にその実施がスタートする。

 

基準に基づいた名詞の英語訳一覧

冷菜→Cold Dishes(前菜)

熱菜、熱炒→Hot Dishes(メイン料理)

麻辣湯→Spicy Hot Pot(ピリ辛風味の煮込み料理)

拉面→Lamian Noodles(ラーメン)

刀削面→Daoxiao Noodles(刀削麺)

餛飩→HuntunまたはWonton(ワンタン)

月餅→Moon Cake(月餅)

米線→Rice Noodle(ビーフン)

豆腐→DoufuまたはBean Curd(豆腐の英語訳は、ローマ字表記の「Doufu」が国際的に既に広く使われており、「Tofu」と書かないよう注意が必要。)

白酒→Liquor and Spirits(中国の穀物を原料とする蒸留酒)

砂鍋→Casseroles(土鍋、土鍋料理)

焼烤→Grill(フライパンで焼く場合)、Barbecue(直接火であぶる場合)

(編集KN)

「人民網日本語版」2017年6月23日

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