重慶沙坪■(■は土へんに貝)に住む王さんは11日午後7時、高校時代の同級生と一緒に食事をするため、漢渝路にあるレストランにやって来た。王さんによると、普段は海外に住んでいる高校時代の同級生・陳さんが家族に会うために重慶に帰って来ており、なかには30年以上も会っていなかった同級生もいたため、他の同級生らも呼び、陳さんの帰国祝いをしたのだという。このレストランの常連客だった王さんに、店員はおすすめ料理を紹介。その中に、「地雷」という新メニューがあり、斬新な上、値段も安く、同級生らも「食べてみたい」と言ったため、王さんはこの「地雷料理」を注文した。 重慶晨報が報じた。
久しぶりに顔を合わせた同級生らと積もる話に花を咲かせていると、店員が料理を運んできた。例の「地雷料理」も運ばれてきたが、その名の通り、お皿の上には「地雷」がのっていた。そして、店員からは「導火線に火をつけてから、食べてください」と説明された。
導火線に火をつけると、すぐに燃え始めたので、王さんらはその様子をカメラで撮影した。しかし、導火線が全て燃え尽きた次の瞬間、なんとこの「地雷」が本当に爆発。破片とスープが辺りに散らばり、陳さんの顔面には煮立ったスープがかかっただけでなく、火花まで服の上へと飛び散った。
あまりの予想外の展開に驚き、さらに何か起きては大変だと思った王さんはすぐさま精算を済ませた後、レストランの責任者を呼び、慰謝料などをめぐって話し合いを行った。
友人の帰国祝いに完全に水を差された王さんは立腹。慰謝料などの話し合いもまとまらなかったため、最終的に王さんは警察に通報した。
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