内蒙古(内モンゴル)自治区鄂爾多斯(オルドス)市烏審旗で17日、中国の南北を結び、1度の建設距離が最長となる石炭運輸鉄道である蒙華鉄道全線のレール敷設作業がスタートした。人民網が伝えた。
蒙華鉄道は北は内蒙古自治区オルドス市の浩勒報吉南駅を起点とし、内蒙古と陝西、山西、河南、湖北、湖南、江西の7省・自治区を経由し、最終的に京九鉄道(北京-香港九龍)の吉安駅が終着駅となる。その総距離は1814.5キロメートルで、国鉄Ⅰ級鉄道として建設され、全線に設置される駅は80駅、輸送能力は1年当たり2億トン以上を計画している。同鉄道の建設プロジェクトは2015年にスタートし、2019年12月1日に開通・運行開始となる予定。
蒙華鉄道の建設により、「北部から南部への石炭輸送」を行う鉄道の輸送能力を効果的に向上させ、国家エネルギー戦略配置の最適化に対して、内蒙古・陝西・甘粛・寧夏エリアの石炭資源を開発し、湖北省、湖南省、江西省などの華中エリアのエネルギー供給を保証する重要な意義を持つプロジェクトとなっている。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年3月20日
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