広州市が計画する2040年完成予定の鉄道ターミナル建設プロジェクト「2040年広州市交通発展戦略計画:グローバル都市の位置づけに基づく広州鉄道ターミナル発展戦略研究」の入札が始まった。同プロジェクトはグローバル都市という位置づけに基づいて鉄道ターミナルの発展を研究すると同時に、国の「一帯一路」(the Belt and Road)発展イニシアティブの配置に合わせて、国際化された鉄道輸送の広州における実施ルートを検討する必要があると提起する。広州日報伝えた。
広州は長年にわたり重要な交通ターミナルだ。2016年2月には、「国務院の広州市都市全体計画に関する回答」が広州の都市としての位置づけを明確にし、「広東省の省都、国の歴史的・文化的有名都市、中国の重要な中心的都市、国際商業貿易センター、総合交通ターミナル」と位置付けた。
2016年3月、国の第13次五カ年計画綱要は、北京、上海、広州などに国際的な総合交通ターミナルを建設することを提起した。
2017年5月、中国鉄路総公司と広東省人民政府は共同で、「広州鉄道ターミナル計画(2016〜2030年)」に回答し、広州のターミナルとしての位置づけを「全国的に重要かつ華南地域で最大の鉄道ターミナル」とした。
公示されている「広州市都市総合計画(2017〜2035年)」草案では、広州の都市としての性質の一つとして「国際的な総合交通ターミナル」が挙げられ、鉄道がその重要な要素であることは間違いない。同草案の計画では、未来の広州には、広州駅、広州東駅、白雲駅(元の棠渓駅)、広州南駅、広州北駅、白雲空港駅、新塘駅、増城駅、慶盛駅、南沙駅(万頃沙)の10大鉄道駅がそろう見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月17日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn