中国とベラルーシの一般旅券(パスポート)所持者に対する査証(ビザ)相互免除協定が発効した10日、ベラルーシにビザなし入国する中国人の第1陣が首都ミンスクの国際空港に到着した。新華社が伝えた。
第1陣の中国人は北京発の直行便で到着。最初にビザなし入国したのは、出張で訪れた男性だった。ベラルーシのスポーツ観光省高官が証明書を発給し、空港職員が花を手渡した。ベラルーシ側は幸運な男性のため、特別に旅行上の便宜も図った。
同高官は同日「今年は中国における『ベラルーシ観光年』だ。ベラルーシ側は引き続きインフラを改善し、中国人観光客のためにさらに便宜を図る。ベラルーシを訪れる中国の友人が増えることを希望する」と語った。
協定によると、両国の一般旅券所持者はビザなしで相手国に入国できる。滞在日数は1回30日、1年で累計90日を超えてはならない。協定は私用による出国、ビジネス出張、海外旅行に適用される。
在ベラルーシ中国大使館は、ベラルーシ滞在が30日を超える場合や、在留、留学、勤務、報道などベラルーシ側主管当局の事前許可が必要な活動の場合は、依然入国前にビザ手続きが必要だと中国国民に注意を促している。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月13日
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