2018年バレーボール女子世界選手権最終日の20日、横浜アリーナで3位決定戦が行われ、中国が3対0でオランダを下し、3位となった。ベスト6以上を目標にしていた中国は3位に入ったことで、2020年の東京五輪に向けて経験を積むという目標を達成した。人民網が報じた。
国際バレーボール連盟(FIVB)は世界選手権開催中の15日、愛知県名古屋市内で記者会見し、中国の大手飲料水メーカー・百歳山とスポンサー契約を結んだと発表した。百歳山は、FIVBのスポンサーとしては、唯一のFMCG(日用消費財)メーカーとなる。 記者会見には、FIVBのアリ・グラサ会長、百歳山の親会社である深セン景田集団の周敬良董事長、薛莉董事長特別補佐兼副総裁、女子バレー中国代表の郎平監督、イタリア代表のダビデ・マッツァンティ監督らが出席した。
郎平監督は記者会見で、「中国の飲料水メーカーである百歳山が世界に進出することはとてもうれしい。中国の飲料水メーカーがFIVBと提携するのは初めてのことで、記念すべきことだ。私たちは、試合中に百歳山飲料水を飲むだけでなく、普段家族と一緒にいる時も百歳山の商品を買っている。百歳山は中国で女子バレーをサポートするようになって10年を経ており、すでにわれわれ女子バレーチームの家族の一員のような存在であり、中国のバレーボール事業に多大な貢献をしてきた企業であり友人と言える。今後は世界のバレーボールファミリーの一員になるだろう」と語った。
アリ・グラサ会長は、「リオデジャネイロ五輪において、バレーボールは人気競技の一つであり、その視聴時間は合わせて26億時間に達した。また、中国ではバレーボールの試合を延べ10億人が視聴しており、FIVBは222ヶ国をカバーしている。FIVBは百歳山と提携することができることを大変うれしく思う。これにより中国企業との距離が縮まり、手を取り合って中国や世界でバレーボールを新たな高みに引き上げることができる。百歳山と世界的な大会の提携もずっと続くことになる」と語った。
百歳山は、多くの世界的な大会やスポーツ組織が指定する飲料水であり、スポンサーとなっている。今回、FIVBとは22年までのスポンサー契約を結んだ。その期間、百歳山の飲料水が世界各地で開催されるバレーボール・ネイションズリーグ(VNL)や、バレーボール女子世界クラブ選手権、20年の世界選手権などに登場することになる。また、百歳山は、VNLに特別デザインの選手用イスを提供するほか、FIVBと提携して、FIVBが主催する大会のデジタルプラットフォームと、バレーボールをメインとしたテレビマーケティングイベントを展開する。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年10月22日
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