中国老年学・老年医学会は、このほど開かれた2018年学術大会において、人口高齢化問題対策報告書を発表したことを明らかにした。報告は、高齢者の生活レベルを保障し、引き上げることを研究テーマとし、中国人民大学や北京大学、浙江大学、南開大学など各大学に所属する専門家で構成される課題チームが共同で編纂した。人民日報が報じた。
報告では、高齢化社会の基本的特徴として、「規模が巨大」、「スピードが極めて速い」、「高齢化の度合いが大きい」、「発展状況がアンバランス」、「変動幅が大きい」という5点が指摘された。また、人口高齢化によってもたらされる5種類の発展チャンスとして、「発展チャンスの革新」、「発展チャンスの協調」、「環境に優しい発展チャンス」、「発展チャンスの開放」、「発展チャンスのシェア」が挙げられ、人口高齢化に前向きに対応するためのトップレベルの戦略コンセプト配置と戦略構想に理論面での支持がもたらされた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月22日
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