李克強総理は9日午後、米テスラ社のイーロン・マスクCEOと北京の中南海紫光閣で会談した。新華社が伝えた。
李総理はテスラ社上海工場の着工に祝意を表明し、「中国が新エネルギー自動車分野の外資の出資制限を緩和してから初となる外資単独出資事業だ。テスラ社が中国の改革開放の深化に参加し、中米関係の安定・発展を後押しする役割を務めることを希望する」とした。
また新エネルギー自動車産業の発展、科学技術・人・文化分野での中国と外国の革新協力などについてマスク氏と踏み込んで意見交換を行い、「中国は今も、そして今後も長期にわたり外資の集中的投資先だ。各国企業による対中投資協力の拡大を歓迎する」と表明した。
マスク氏は、「中国の発展スピードと事務効率には深い感銘を受ける。自動車工場設立の全手続きをこれほど短期間で完了できるとは想像しがたいことだった。テスラは上海工場を世界最先端の工場の1つにすると同時に、中国市場の需要に合わせて製品をローカライズし、互恵・ウィンウィンをより良く実現すべく努力する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年1月10日
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