このほど開かれた中国外交部(外務省)領事業務プレス向けブリーフィングにおいて、中国は2018年、アラブ首長国連邦(UAE)、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベラルーシ、カタールの4ヶ国とビザ相互免除協定を締結し、過去最多を記録したことが明らかになった。新華社が伝えた。
外交部領事司の郭少春・司長は、「中国アラブ首長国連邦のビザ相互免除協定締結によって、アラブを訪れる年間の中国人観光客約100万人と両国を往来する旅客約350万人がその恩恵を受けられるとみられている。これら2つの数値を加えると、海外に初めて出国する大陸部住民(延べ人数)の約8.5%を占めることになる」と紹介した。
郭司長は、「現在、中国と完全なビザ相互免除協定を締結している国家は14ヶ国で、中国人に対し入国ビザ免除を実施している国家・地域は15ヶ国、中国人に対してアライバルビザを免除している国家・地域は44ヶ国に、それぞれ達した。普通パスポートを所持する中国人が入国ビザあるいはアライバルビザ免除で渡航可能な国家・地域はこれで72ヶ国となった」続けた。
ビザ免除協定のほか、中国は42ヶ国と、ビザ申請手続き簡略化協定・手配に関する合意に達している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年1月10日
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