まだ5Gスマホがないが、上海虹橋駅の5G体験エリアでは、4Gスマホを使いファーウェイCPE設備によって転換される5Gホットスポットとつながり、5Gの新たなライフスタイルを体験することができる。科技日報が伝えた。
中国移動(チャイナ・モバイル)の上海支社である上海移動は18日、虹橋駅にて5Gネットワークの建設を開始した。この世界初の5G屋内デジタルシステムを採用し建設される駅は、今年9月に5Gネットワークの十分なカバーを完了する。
「通信世界」誌のオムニメディア副編集長の黄海峰氏は「これは世界で初めて人が密集する駅に設置される大規模な5G屋内ネットワークであり、5Gフルシーン連続カバーがまもなく現実的なものになることを意味している」と述べた。
駅は人が密集する典型的な場だ。アジアで利用客数がトップクラスの重要な交通ターミナルである虹橋駅は、毎年の利用客数は延べ6000万人以上にのぼり、ピーク時の1日の利用客数は延べ33万人以上に達する。
黄氏は「巨大な建築ボリュームで、利用客数とネット利用者が非常に多いといった特徴を持つ虹橋駅は、5Gフルシーンカバーの最良のリハーサルの場になる」と説明した。
上海移動が虹橋駅に設置するファーウェイ5G屋内デジタルシステムは、業界内で唯一の商用可能な5G屋内製品となっている。現場でのデモによると、通信速度のピーク値は1.2Gbpsにのぼる。これは、利用客が2GBの高画質映画をダウンロードするのにかかる時間は、速ければ20秒未満になることを意味している。
5G屋内デジタルシステム応用シーンの多様化に伴い、未来の5G駅は多くの利用者の高速ネット接続の需要を満たすほか、4K高画質動画通話、超高画質マルチルート動画伝送などの用途にも対応できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年2月19日
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