リハーサルが始まった2019年中央テレビの春晩(春節<旧正月、今年は2月5日>を祝う中国の国民的年越し番組)は、5Gネットワークによって伝送されるパノラマタイプのスタジオと長春、深センに設置されたサブ会場2ヶ所により新たな体験をもたらすことになる。これは5GネットワークVRリアルタイム制作・伝送テストの成功がもたらした成果と言える。新華社が伝えた。
中央広播電視総台は28日、中国聯通(チャイナ・ユニコム)及び華為(ファーウェイ)と協力し、吉林省長春市で5GネットワークVRリアルタイム制作・伝送テストを行い、春晩の長春サブ会場5G生放送に技術的な検証と準備を提供した。これは中国初の5Gメディア応用実験室が今月13日、5Gネットワーク4Kテレビ放送に成功したことに続く重要なテストであり、中央広播電視総台による5G新メディアプラットフォーム建設推進の重大な進展となる。これにより力強いリーダーシップ・発信力・影響力を備えた世界一流の新型主流メディアを建設している中央広播電視総台が、時代の流れに乗り、新技術を大胆に応用し、融合発展の加速で確かな一歩を踏み出したことを意味する。
春晩の宣伝番組で、中央広播電視総台はVRパノラマによる双方向交流を実現し、視聴者に新たな視覚的体験をもたらしている。また春晩VRショート動画を制作し、新メディアプラットフォームでリリースすることで、視聴者に没入型の視聴体験をもたらす。
中央広播電視総台は昨年末より5GネットワークVRリアルタイム制作・発信を推進し、新メディア・新プラットフォームを技術的に支援し、メディア融合のさらなる発展を促している。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月29日
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