習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は20~22日に江西省を視察し、「中部地域台頭推進政策座談会」で重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導として堅持し、第19回党大会及び第19期中央委員会第2回全体会議、第3回全体会議の精神を全面的に貫徹し、新発展理念を貫徹し、供給側構造改革にさらに大きな力を注ぎ、革新駆動型発展戦略の実施と戦略的新興産業の発展にさらに大きな力を注ぎ、国家戦略に積極的に自ら融け込み、質の高い発展を後押しし、中部地域の総合的な実力と競争力を強化し続け、中部地域台頭の新局面を全力で切り開く必要がある」と強調し、中部地域台頭の取り組みを達成するために次の必要性を指摘した。
(1)製造業の質の高い発展を後押しし、新たな科学技術・産業革命に進んで融け込み、デジタル化、ネットワーク化、スマート化技術の各分野での応用を加速し、製造業発展の質・効率・原動力の変革を後押しする。
(2)鍵を握る分野の独自イノベーション能力を高め、支援政策を革新し、科学技術成果の実用化と産業化を後押しし、独自の知的財産権を持つコア技術の研究開発を加速し、さらに多くのオリジナルな技術革新を促し、知的財産権の保護を強化する。
(3)ビジネス環境を優れたものに変え、国際的一流水準と比べて評価し、安定した公平で透明なビジネス環境を築き、民間企業と中小・零細企業の資金調達難を緩和する。
(4)新興産業の設置と移転を積極的に引き受け、東部沿海地域や世界の関係地域と連携を強化し、先進的製造業企業を多く誘致し、引き受ける。
(5)高水準の開放を拡大し、チャンスを捉えて「一帯一路」国際協力に積極的に参加し、良質な生産能力・装備の世界の大市場への進出、ブランドと技術の海外進出を後押しする。
(6)グリーン発展を堅持し、生態を保護・修復し、環境整備・対策を強化し、資源の節約・集約的利用を後押しし、グリーン発展の美しい中部を建設する。
(7)民生分野の重点的な取り組みを成し遂げ、貧困脱却の難関攻略を成し遂げ、さらに多くの雇用を創出し、民生分野の欠陥を急いで補い、社会保障システムを整備し、社会ガバナンスを革新する。
(8)政策措置と作業メカニズムを整備し、中部地域台頭に対するサポートを強化し、中部地域の質の高い発展を促進する政策措置を研究し、統合的計画と調整を強化する。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年5月23日