貿易摩擦の解決に進展なく 日韓の言い争いが激化 (2)

人民網日本語版 2019年07月15日10:37

言い争いの原因の二つ目は、12日の会合の「性質」が日韓の相互協議だったのか、それとも日本側から韓国側への説明だったのかだ。

岩松氏によると「会合の性質は協議ではなく、日本側が韓国政府の要請を受けて行った説明の場」だ。また、会合を「協議」とする韓国側高官の表現については「正したい」と述べた。

日本側は「韓国側に全面的に説明をしたし、規制実施前に韓国側に通知した」と主張しているが、韓国側はどちらも否定している。韓国側は日本側の輸出規制措置を問題視し、納得できる証拠か理由を示すよう要求している。

言い争いの原因の三つ目は、韓国が再協議を提案したか否かについて双方の見解が異なることだ。

日本側によると、韓国側から再協議の提案はなかった。だが韓国側は「7月24日までに新たな対話を行うことを繰り返し提案したが、日本側は提案を受け入れるか否かを明確にしなかった」と強く主張している。

ロイター通信は「12日の会合は小会議室で開かれた。双方は挨拶を交わさず、日本側代表は韓国側代表が入室する際に立って御辞儀することもなかった」と報じた。日本側は後に、双方の代表は会合前に会っており、挨拶も交わしたと説明した。

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