外交部(外務省)の耿爽報道官は27日の定例記者会見で「経済貿易分野に存在する中米間の溝は対話と協議を通じて解決すべきだと、われわれは一貫して主張している。米側が冷静さを保ち、理性に立ち返り、誤ったやり方を直ちに止めて、双方が相互尊重と平等互恵を基礎に、経済貿易分野での双方間の溝を協議を通じて解決するのに資する環境を創ることを望む」と述べた。
【記者】報道によると、トランプ大統領は昨日G7サミットの記者会見で「米側と経済貿易合意を結ぶ誠意が中国側にはあると信じる」と述べた。米側の発言を前向きなシグナルと受け止めるか?次回の中米経済貿易協議の時期は把握しているか?
【耿報道官】経済貿易分野に存在する中米間の溝は対話と協議を通じて解決すべきだと、われわれは一貫して主張している。双方はすでにハイレベル協議を12回行い、双方の実務グループも連絡を保っている。だが遺憾な事に、先日米側は中国からの輸入品に対する追加関税の税率をさらに引き上げた。最大限の圧力を加えるこうしたやり方は自他共に損害を与えるものであり、全く非生産的だ。
われわれは米側が冷静さを保ち、理性に立ち返り、誤ったやり方を直ちに止めて、双方が相互尊重と平等互恵を基礎に、経済貿易分野での双方間の溝を協議を通じて解決するのに資する環境を創ることを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月28日