73歳の日本人男性、歴史の真実を追い28年連続で訪中

人民網日本語版 2019年07月31日16:22

紀念館の歴史展示を見学する団員達(紀念館側提供)

石川克己さん(73)は30日、日本による中国侵略の歴史の真相を追い、28年連続で「平和の旅訪中団」を率いて訪中した。今回の団員は計14人で、過半数が1980年代生まれ。中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀念館(以下「江東門紀念館」)をわざわざ訪れ、紀念館側代表と交流した。中国新聞網が伝えた。

同日午前、石川さんは「平和の旅訪中団」を率いて江東門紀念館で交流を行い、「南京大虐殺史実展」も見学した。

館内では団員が南京大虐殺の生存者である葛道栄さん一家と交流した。

葛さんは南京大虐殺期間の自分の家族の悲惨な体験を「平和の旅訪中団」のメンバーに語った。1937年当時、葛さんはわずか10歳だった。おじ達は日本兵に惨殺された。葛さん自身も金陵大学の避難民キャンプ内に押し入った日本軍に銃剣で右足を刺された。

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