先ごろ、中国の航天科技集団五院が北アフリカのアルジェリアに輸出した「阿星1号」通信衛星と地上基地が、このほどアルジェリアで新たに発行された500ディナール紙幣にデザインされた。同衛星はすでにアルジェリアのラジオ・テレビ、ブロードバンド、移動通信、緊急通信といった数多くの分野にサービスを提供している。人民日報アプリが伝えた。
今年5月、同衛星はアルジェリアで新たにリリースされた国家リモート教育チャンネルの衛星放送サービスを提供しており、アルジェリア国内で新型コロナウイルス感染流行の影響で休校となった小中高生を対象とした学習指導を提供を可能にし、同国の人々に中国とアルジェリア両国の宇宙協力によってもたらされた利便性と実益を実感させている。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年9月27日