新型コロナウイルスの影響で、多くの若者がデリバリー利用をやめ、自炊を始めたため、ネット上では「料理の腕自慢ショー」がブームとなり、家庭の必需品である調理器具に、新たな役割が求められている。例えば、ホットサンドメーカーはキャラクターの焼き目を作り、焼く、炒める、煮る、炊くが1台でできる多機能鍋はオシャレなカラーデザインとなり、小型携帯用ジューサーや豆乳製造装置もかわいい形のタイプが人気となっている。これら「アート作品」のような顔面偏差値の高い各種キッチン電化製品が、食べるのも遊ぶのも大好きな若者の心をゲットしている。中国青年報が報じた。
「顔面偏差値経済」が急成長中
郭月清さんは毎朝、わずか十数分で朝食を作りあげる。限られた時間しかないため、郭さんは、様々なキッチン用品を購入して使いこなしている。朝食を作る調理器具だけでも、トースターにホットサンドメーカー、卵を焼いたり茹でたりする器具など。それだけでなく、オーブンやホットプレート、韓国式火鍋用鍋、炊飯器など、なんでも揃っている。
そんな郭さんは取材に対して、「以前ならこうしたキッチン家電を購入する時、有名ブランドのごく一般的な製品を選んでいた。でも、友人が、あまり知られていないブランドであるものの、オシャレで使い勝手が良い製品をプレゼントしてくれて以降は、『顔面偏差値』を見て選ぶようになった」と話した。
「有名でないブランドでも、有名なブランドでも、製品の機能だけを見れば、ほとんど差はない。だから、ブランドに対するこだわりはそれほどなく、顔面偏差値の高い製品を優先的に選ぶ。また、SNSのグルメブロガーお勧めの顔面偏差値が高いキッチン用品を買うのも好き」と話す郭さんは、「オシャレなキッチン用品を使うと、気分が良いだけでなく、それがあると、キッチンで料理をするのが楽しくなる。顔面偏差値の高いキッチン用品を買うのも好きだし、それを友人にプレゼントするのも好き」と語る。
郭さんは、弁当箱を集めるのも趣味で、オシャレと感じたらすぐに買ってしまうという。新型コロナウイルス流行期間中、元々料理が好きだった彼女は自炊を再開し、お弁当を持って会社に行くようにもなった。最近は、顔面偏差値の高い電気加熱式弁当箱を購入。視覚だけでなく、味覚も満たしてくれ、「マイブーム」になっているという。そして、お弁当を詰める時は毎回、それを写真にも収めている。
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