中秋節(旧暦8月15日、今年は10月1日)まであと10日ほどとなり、中国の各大学にも月餅が次々と登場している。中国青年報が報じた。
同済大学:32種類から選べる特製月餅
「カレー牛肉」入りの月餅を食べたことはある?
同済大学の食堂は今年、なんと32種類の特製月餅を一気に打ち出した。そのうち5種類は、蘇州式、広東式、桃山生地、カニ味噌と肉、マツタケと肉、カレー牛肉と、斬新な餡の月餅となっている。
これを見たネットユーザーたちは同済大学に通っている友達を作りたいと声を上げている。
四川大学:創立124周年の月餅セット打ち出す
四川大学は創立124周年、華西医学センター設立110周年を祝って、教師と学生向けに特製月餅を打ち出した!
月餅は四川大学の校章、校訓をモチーフにしたデザインで、ケースには同大学の様々な要素が描かれており、月餅がおいしいだけでなく、見た目も素晴らしい仕上がりとなっている!
ギフト用のセットに高いお金を出したくない学生は、月餅だけを購入することもできるという。
天津大学:超ビッグサイズの月餅
天津大学は今年、創立125周年記念の3000セット限定の月餅を打ち出した。
そのうちの1個は通常8個分の大きさで、見た目もとても美しい。しかし売りは何と言ってもこのビックサイズだ!
揚州大学:文化的な月餅
小さく、精巧に作られた月餅には、揚州大学の校章がデザインされ、100年の歴史を誇る同大学の文化のムードを漂わせている。
中国人民大学:「是餅」と「小小酥」
中国人民大学が今年打ち出したのは月餅界の「小小酥(ミニお菓子)」とギフトセット「是餅」だ。
同大学の「事実に基づき真実を求める」という校訓はすでに心に刻まれていることだろうが、「是餅」という名前もこの校訓からつけられている。パッケージに書かれた「世界で最も素晴らしいことはあなたと出会えたこと」という言葉が心に響く。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月22日