中国の21年国防費予算は前年比6.8%増、安定かつ適度

 2021年03月09日14:50

第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の解放軍・武装警察部隊代表団の呉謙報道官は7日取材に応じ、2021年の中国の国防費について、引き続き適度で安定した伸びを保ち、前年比6.8%増となることを明らかにした。新華社が伝えた。

【記者】昨年、中国経済は他国に先駆けて新型コロナウイルス感染症の流行による暗雲を抜け出してプラス成長を実現した。今年の国防費予算はどうなったか。

【呉報道官】中国政府は国防建設と経済建設の協調ある発展という方針を堅持し、国防支出規模を合理的に決定した。2021年の国防予算は1兆3795億4400万元(うち中央政府分が1兆3553億4300万元、1元は約16.7円)で、前年比6.8%増となる。増加分は主に以下の方面に用いられる。第1に、軍隊建設の第14次五カ年計画(2021-2025年)の布陣に従い、重大・重点事業の始動を保障する。第2に、兵器・装備の高度化と世代交代を加速し、兵器・装備の現代化を推進する。第3に、軍事訓練のモデル転換を加速し、新型の軍事人材養成システムを構築し、訓練保障環境を改善・整備する。第4に、国の経済・社会発展水準に見合った形で、将兵の生活・福利待遇を改善し、軍隊の基層建設に寄与する。

中国が国土安全保障面で直面するリスクと試練は軽視できない。陸上国境紛争がまだ完全に解決されておらず、島嶼領土問題と海洋境界紛争が依然として存在する。これと同時に、国際社会は中国の軍が安全保障分野の公共財を提供することに、より多くの期待を寄せている。中国の国防費の増加は自国の安全を守るうえで必要であり、世界平和を守るうえでも必要だ。国防費の適度で安定した増加を保ち続けることは正当で理にかなっており、何ら非難すべき点はない。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年3月9日

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