貧困脱却の見本となった中国

人民網日本語版 2021年03月04日09:26

貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州榕江県の農村道路。(2020年12月26日撮影・李長華)

2月25日、習近平国家主席は全国貧困脱却難関攻略総括表彰大会で重要談話を発表し、中国が貧困脱却の難関攻略戦に全面的に勝利し、現行基準下で農村の貧困層9899万人が全て貧困を脱却し、832の貧困県、12万8000の貧困村が全て貧困県・貧困村の指定を解消し、地域的な全体的貧困が解決され、絶対的貧困の根絶という極めて困難な任務を達成したことを厳粛に宣言した。

改革開放以来、現行の貧困基準で計算すると、中国では農村の貧困層7億7000万人が貧困を脱却した。世界銀行の国際貧困基準では、中国の貧困削減数は同時期の全世界の貧困削減数の70%以上を占める。とりわけ、全世界の貧困状況が依然として厳しく、一部の国で貧富の二極化が激化する中で、中国が国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年前倒しで実現したことは、国際社会から幅広く称賛された。国際労働機関(ILO)のライダー事務局長は、「中国は40年余りで数億人の貧困脱却に成功した。全世界がこれを無二の成果と捉えている」と指摘する。

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