日本の東京電力が福島原発で放射性廃棄物のコンテナから通常基準の76倍以上の放射性セシウムを含む汚染水の漏出を確認したことについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は3日の定例記者会見で、「日本の東京電力及び政府が原発汚染水の処分問題において十分な力を尽くしておらず、不備が非常に多いことを露呈するものであり、また原発汚染水の処分が非常に複雑で、計り知れない影響を及ぼすもので、極めて慎重かつ責任ある姿勢で臨まねばならないことを十分に証明するものだ。我々は改めて日本側に対して、今後もトラブルメーカーになり続けるのではなく、間違った決定を撤回し、尽くすべき責任を担い、利害関係国及び関係する国際機関と十分に協議したうえで合意に至るいう正しい道に戻るよう求める」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月4日