報道によると、ロシア財務省が同国のソブリン・ウエルス・ファンド(政府系ファンド)「ナショナル・ウェルス・ファンド(NWF)」の資産構成を調整し、人民元の比率を15%から30.4%にまで引き上げた。
これについて外交部(外務省)の汪文斌報道官は7月8日、「我々はロシア側が政府系ファンド『NWF』の人民元資産比率を引き上げたことを歓迎する。これは中国経済の発展と中露協力の見通しに対するロシア側の自信を示すものだ。我々は引き続きロシア側と互恵協力を深め、国際・地域問題で揺るぎなく支持し合い、両国の共通利益をしっかりと守っていく」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月9日