新疆に関する「世紀の嘘」はいずれ破綻

人民網日本語版 2021年09月27日13:35

国務院新聞弁公室は26日、「新疆の人口発展」白書を発表し、数多くの事実と詳しく正確なデータによって新疆の人口発展の状況を紹介した。過去70年間、新疆の人口は急速に増加し、規模は拡大し続け、質は向上し続け、平均寿命は着実に延び、新しいタイプの都市化と現代化が加速し、各民族の人々は団結し、調和し、共に進歩し、幸福に暮らしてきた。同白書は、中国共産党の指導の下で新疆が繁栄・発展してきた輝かしい歩みを十分に示しており、中国国外の反中勢力が宣伝してきた新疆に関する嘘に対する力強い反撃となっている。(人民日報「鐘声」国際論評)

新疆の人口発展は、その発展と進歩を反映しており、統一された多民族国家による少数民族人口の健全な発展促進の成功した模範事例だ。同白書は、新疆の人口が2020年に2585万2300人に達し、1949年の6倍近くに増えたことをはっきりと示している。また同白書は、「中華人民共和国建国以前の新疆は経済・社会の発展が立ち後れ、人口規模が小さく、人口の質が低く、平均寿命が短かった。1949年の新中国成立後、新疆の人口、特に少数民族の人口は急速に増加し、人口の質は高まり続け、平均寿命は大幅に延びた。今日、新疆は経済・社会が全面的に発展し、社会の大局が安定し続け、各民族は安心して暮らし、楽しく働き、バランスのとれた健全な人口の発展を遂げている。新疆の人口発展の成果が、過去の歴史のどの時期とも比べようがなく、事実を尊重する人なら誰も否定できないものであることを、事実は十分に物語っている」と指摘した。

新疆は現在、史上最良の発展期にある。2020年の新疆の少数民族人口は1493万2200人で、1953年と比べて1048万700人増加した。近年、新疆は法に基づき脱過激化の取り組みを繰り広げ、行政や司法、教育、結婚、医療への宗教過激主義の干渉を効果的に抑え込み、晩婚化・晩産化、「優生優育」が新たな社会的風潮となっている。新疆の社会的安定による恩恵が続くに伴い、今後一定期間、新疆の人口、特に少数民族の人口は安定的増加を維持し、人口規模は拡大し続け、人口の質は高まり続け、人口の移動は活発化していくだろう。

近年、中国国外の反中勢力は、事実を顧みず、善悪を逆にし、「強制労働」や「強制不妊手術」などのでたらめな理屈を公然と宣伝し、中国に「ジェノサイド」のレッテルを貼ろうと愚かにも目論んできた。これら全く根拠のない荒唐無稽な告発は、新疆を含む中国がますます発展しているという事実と鮮明なコントラストを成しており、徹頭徹尾の嘘であり、中国の新疆統治政策と新疆発展の成果に対する中傷であり、国際法と国際関係の基本準則を深刻に踏みにじっている。国連人権理事会の独立専門家(民主的で公正な国際秩序の問題)をかつて務めたアルフレッド・デ・ゼイヤス氏は、新疆におけるいわゆる「ジェノサイド」に対する米国の告発について、「全くのでたらめであり、魂胆のあるプロパガンダと中国恐怖症『シノフォビア』の表れであり、国連の『市民的及び政治的権利に関する国際規約』に違反する」と指摘した。

中国国外の反中勢力が新疆に関する嘘をでっち上げる目的は、中国を悪者扱いするという政治工作手段によって、中国の発展と進歩を阻止することにある。この腹黒い企てがその目的を達することは決してない。新疆に関する嘘を暴く国々や世界の正義の人々はますます増えている。第48回国連人権理事会では、100ヶ国近くが共同発言や単独発言、共同書簡などを通じて中国の立場への支持を表明し、「新疆問題は完全に中国の内政であり、いかなる国もこれに干渉してはならない。人権問題を利用した中国への内政干渉に反対する」と強調した。こうした力強い正義の声は、公正な道理の判断が自ずと人々の心にあること、新疆を利用した中国抑制が人々の支持を得られないこと、そして新疆に関する「世紀の嘘」がいずれ破綻することを改めて証明している。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年9月27日

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