「今日の中国を理解するには、中国共産党を理解しなければならない」。中国は西側と異なるモデルを用いて、人類史上未曾有の速度と規模の発展を実現した。これは中国に発展をもたらしただけではなく、自らの国情に合った発展の道を歩み、さらに素晴らしい社会制度を探求するよう多くの国々を鼓舞した。
中国共産党が創立100周年を迎えるにあたり、人民網では特集「中国を読み解く(UNDERSTAND CHINA)」をお送りする。各国政界の要人や国内外の学者を対談に招き、異なる視点の意見交換や意思疎通を通じて、真実の、立体的かつ全面的な中国を読み解いていく。
欧米世論は長い間、中国とアフリカの協力についてイメージを損ない、読み誤ってきた。これはグローバル化と多国間主義を踏みにじるものだ。今回は、南アフリカ国民議会(下院)のセドリック・トーマス・フロリック事務局長と中国社会科学院西アジア・アフリカ研究所の賀文萍研究員が中国とアフリカの関係や「一帯一路」(the Belt and Road)などの問題について対談する。
「アフリカで暮らす我々は、かつての欧米植民地主義者を熟知しており、遠くからでも植民地化の匂いを嗅ぎ取ることができる」。セドリック・トーマス・フロリック事務局長は対談でこう語り、「それなのになぜ彼ら(欧米)が、植民地主義者に気を付けろと我々に警告できるのか。我々の中国との付き合い、そして中国の他国への内政不干渉という原則は、欧米勢力の行動様式とは明確に異なるものだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月18日