「東数西算」(東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)プロジェクトがこのほど、中国で全面的に始動した。同プロジェクトは東部先進地域のデータを西部の計算力資源が豊富な地域に伝送し、運算・保存を行い、中国の東部地域と西部地域に存在する計算力需給におけるアンバランスの問題を解決する。新華網が伝えた。
8つの国家計算力ハブノードの一つとしての寧夏回族自治区はこのほど、寧夏ハブの建設を加速させ、全国向けの計算力保証拠点を構築するため、ビッグデータ産業の発展応用の促進に関する実施意見を発表した。同自治区中衛市に位置する西部クラウド拠点はクラウド拠点の建設をよりどころに、計算力の建設を積極的に推進し、「東数西儲」(東部地域のデータを西部地域で保存すること)と東数西算により、情報技術応用イノベーション開発及び地域デジタル経済発展を中心とする西部クラウド拠点を構築する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月15日