2022年北京冬季パラリンピックがまもなく幕を閉じようとしている。閉会式は13日夜8時から北京市の中国国家体育場(通称「バードネスト」)で行われる。
閉会式では引き続き「雪の結晶」のストーリーが展開されることになる。北京冬季パラ閉会式制作チームは、閉会式会場において直径約55メートルの円形の視覚記号を閉会式のプログラム全体で用い、「温もりの中で永遠に」を核心のテーマに据え、夏冬五輪開催都市である北京市の五輪に円満のピリオドを打つ予定だ。
閉会式監督を務める沈晨監督によると、式は50分前後を予定しており、12のプログラムから構成されている。その中で「愛を駆り立てる」と題したパフォーマンスプログラムでは、パフォーマーの60%を身体障がい者が占め、「手話」を用いた腕を使った優雅なダンスで心をつなぎ、身体障がい者と健常者が融和し合い、人々が「愛」によって世界に美しい絵を描き出すという内容になっている。
また最も注目を集める「冬季パラリンピックの聖火を消す」プログラムに関して、制作チームはティンパニー13セットを準備し会場でパフォーマンスを行い、流れゆく「時間」のイメージを革新的なプログラムで表現するという。
2022年北京冬季パラリンピックの開会式と閉会式で総監督を務める張芸謀(チャン・イーモウ)監督はこの聖火を消すプログラムにおいて、「聖火の火は受け継がれ、生き続けていく」という理念と思いを十分に込めたとしている。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年3月13日