「第2回中国国際消費財博覧会(消博会)」の30日カウントダウン式典と「消博号」就航式典が3月13日、海南省海口美蘭国際空港で開催された。中国南方航空(南航)が運航する世界初の「中国消博会」特別塗装機「消博号」がお披露目され、広東省広州から海口に到着する第一便が無事就航した。
特別塗装機「消博号」は、南航が保有するエアバスA321型機を採用し、機体全体にラッカー塗装が施されている。塗料の色は、消博会のテーマカラーであるピンク・紫・青を中心に、海南の開放感が表現されているのと同時に、消博会が世界中の企業や消費者を歓迎する気持ちも込められている。
「消博号」の機体およびキャビンには、博覧会の要素がふんだんに盛り込まれており、機体両側には異なるデザインが施されている。そして消博会マスコットキャラクターの「元元」と「宵宵」が、全く新しいイメージで機体に登場している。機体左側には、宇宙服姿の「宇航猿」が、風船を持ち宇宙に飛び立つ夢をみる様子が、機体右側には、「潜水猿」を載せた鯨が海面からジャンプする様子が、そして尾翼には「種植猿」がハイテク野菜苗を植えている様子が、それぞれ描かれている。
2022年消博会は4月12日から16日まで海南省海口市で開催される予定で、各種準備作業は現在、計画通り順調に進んでいる。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年3月14日