北京市は18日、大雪となった。春の訪れとともに芽を吹き、花を咲かせた木々の枝にも雪が降り積もり、北京市全体が一面の真っ白な世界になった。
北京市気象台の郭金蘭首席予報員の説明によると、18日の午前中、北京市の西部から東部にかけて雪が降った。同日10-18時の市内の平均降雪量は7.4ミリメートルになり、降雪量が最も多かったのは朝陽区の平房観測ステーション、通州区の梨園テーマパーク観測ステーションで、降雪量はどちらも11.4ミリメートルに達した。観測によると、北京の大部分の地域で積雪が0-2ミリメートルに達し、西部・北部・山間部は4-10ミリメートルに達したという。
郭さんは、「18日の昼間、気象観測ステーションの最高気温は2.5度となり、同時期としては過去40年間で2番目に低い気温を記録した。南部郊外のステーションのデータでは、気象観測ステーションが記録した北京の過去40年間の3月中旬の一日の最高気温の最低値は2.2度で、1980年3月12日に記録したものだ」と話した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年3月19日