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習近平国家主席がEU側とテレビ会談、ウクライナ危機解決への見解示す

人民網日本語版 2022年04月02日11:29
習近平国家主席がEU側とテレビ会談、ウクライナ危機解決への見解示す

習近平国家主席は北京で4月1日夜、テレビ会議の形式で、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長と会談を行った。新華社が伝えた。

双方は会談でウクライナ情勢について意見交換を行った。 欧州連合(EU)当局者たちはウクライナ危機に関する欧州側の見解と主張を述べた。

習主席は現在の情勢下でウクライナ危機を解決するための見解として下記の4点を挙げた。

(1)和平交渉の促進を堅持し続けなければならない。和平交渉は情勢がさらにエスカレートすることを回避する唯一のとるべき道だ。国際社会は、ロシアとウクライナが和平交渉を進展させるための条件と環境を引き続き作り上げ、政治的な解決のための可能性を切り開かねばならず、火に油を注ぎ、矛盾を激化させてはならない。

(2)より大規模な人道主義の危機を防止しなければならない。

(3)欧州とユーラシア大陸の持続的な平和を構築しなければならない。ウクライナ危機の発端は欧州で長期にわたり蓄積されてきた地域の安全における矛盾にあり、その根本的な対策は関係各方面の合理的な安全保障上の懸念を配慮することだ。中国側は欧州、特にEUが主導的な役割を発揮することを支持し、欧州とロシア、米国、NATOが対話を展開することを支持し、長年にわたり蓄積されてきた矛盾に直面し、問題を解決する方法を見つけ、均衡のとれた効果的で持続可能な欧州における安全保障の枠組み構築を推進することを支持する。

(4)局地的な衝突の拡大化を防止しなければならない。ウクライナ危機は適切に対処しなければならないが、だからといって病を治すためにやみくもに治療すればいいというものでもない。全世界をこの問題に縛り付けることはできず、各国の一般の人々にその重い代価を負わせることもあってはならない。現在の世界経済構造は世界各国が長期にわたり努力して形成した枠組みだ。各方面はこの成果を大切に扱い、既存の世界経済システムに打撃を与えるようなことがあってはならず、ましてや世界経済を政治化、ツール化、武器化することで、世界の金融や貿易、エネルギー、科学技術、食糧、産業チェーン、サプライチェーンなどの分野に深刻な危機を引き起こすようなことがあってはならない。こうした局面が国際経済協力の数十年の努力の成果をあっという間に破壊してしまう可能性があることを、多くの人々が憂慮している。局面が悪化し続けると、その後の回復には数年から十数年さらには数十年もかかる可能性がある。そのため中国と欧州は情勢のコントロールに力を入れ、危機のオーバーフローを防止し、特に世界経済体制と規則、基礎の安定を維持し、人々の自信を高めていかなければならない。(編集TG)

「人民網日本語版」2022年4月2日

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