習近平総書記が「3・21」中国東方航空旅客機墜落事故への対応状況報告を聴取

人民網日本語版 2022年04月01日11:19
習近平総書記が「3・21」中国東方航空旅客機墜落事故への対応状況報告を聴取

中共中央政治局常務委員会は3月31日の会議で、「3・21」中国東方航空旅客機墜落事故への緊急対応措置の状況について報告を受け、今後の取り組みの方針を示した。会議では習近平総書記が議長を務め、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

会議は、「『3・21』中国東方航空旅客機墜落事故の発生後、中共中央は事故を極めて重視し、習総書記が直ちに重要な指示を出し、直ちに緊急対応体制を敷いて捜索・救助に全力を挙げ、適切な善後処置を講じ、事故原因を早急に解明し、犠牲者の遺族へのケアとサービスをしっかりと行う必要性を強調した。関係各方面は指示を受けて直ちに行動・呼応して、『統一した指揮の下、分担して責任を負い、深く入念に、科学的かつ秩序正しく』という全体要求に従い、作業を全面的に成し遂げた。現在は、善後処置や事故調査などの作業を順次進めている」とした。

また、「今回の事故では乗客乗員132人が亡くなる痛ましい結果となり、我々は深く心を痛めている。人民至上、生命至上を堅持し、善処処置の取り組みを深く入念にしっかりと行い、引き続き努力し、首尾を全うする必要がある。引き続き犠牲者の遺品の整理や引渡しなどの作業をしっかりと行い、犠牲者の尊厳を守り、遺族をケアする必要がある。遺族への支援と救済の取り組みを強化して、遺族の気持ちをケアする必要がある。関係各方面は、事故調査を科学的かつ順序立てて行い、各分野の専門家を組織してフライトデータ及び様々な物証を総合的に分析し、事故の原因と性質を早急に解明する必要がある。これに続く情報発表の作業を落ち着いて順序良く実施し、適時性、正確性、公開性、透明性の原則に従い、情報発表を続け、社会の関心に積極的に対応する必要がある」と強調した。

そして、「発展と安全の統合的計画を堅持する必要があり、発展が安全を犠牲にすることがあっては断じてならない。各方面は教訓を深く汲み取り、一を聞いて十を知り、安全生産責任制をさらに整備し、その実行に力を入れ、全国で安全生産特別大検査を全面的に実施し、危険性や潜在リスクをしらみつぶしに調べ、対策を講じ、各種事故の発生を最大限防ぎ、抑え、社会の大局的安定を維持する必要がある。責任の不履行、措置の不徹底、形式的な検査・対策が原因で事故が発生した場合、直接の責任者だけでなく、関係する指導者の責任も厳しく追及する必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年4月1日

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