北京出身の于さん(女性)は、余暇を利用して中国伝統の趣満載の作品作りをしている。その作品の一つで、長さ2メートルもある鳳凰のオブジェは、幼稚園の工作などで用いられる細い針金の周りにフワフワの毛のようなものが付いたモール約1万本を使い、半年かけて作り上げた渾身の作。鮮やかな色彩が特徴的だ。于さんは現在、長龍、貔貅、麒麟といった神獣8種類をテーマとした大型作品の創作を進めている。于さんは、「作品1つを仕上げるには、モールを1万回以上ねじり、十数回にわたって色を調整していく必要がある。これからも改善を重ねて、より多くの中国伝統の趣が満載された作品を創作していきたい」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年7月11日