大学の合格発表シーズンを迎えている中国では、各大学の今年の合格通知書も次々に公表されている。中央テレビニュースが伝えた。
今年の中山大学の学部合格通知書は、初めてギフトボックス形式が採用された。創作のインスピレーションは同大の校訓「博学、審問、慎思、明弁、篤行(広く学び、絶えず問いかけ、じっくり考え、はっきりと見極め、真面目に努力する)」だという。
北京郵電大学の合格通知書には「精芯北郵」という名前が付けられ、同大のシンボルカラーの青をベースに、「テクノロジーと活力」がメインに打ち出されている。2022をアラビア数字、コンピューターの2進数、モールス符号の3種類で表わし、「郵電の遺伝子」によってこれから同大で学ぶ学生に情報通信への深い関心を呼び起こそうとしている。
南開大学は初めて学部と修士・博士の大学院の新入生約9900人に同じ合格通知書を用意した。「新入生への特別なプレゼント」として、ハスの種2粒、同大の建物と自然の風景をかたどったしおりも一緒に送られた。
蘇州大学は同大の学部新入生への合格通知書に、2色のリボンが絡み合った蘇州の織物文化のイラストを採用した。またシンボル的なモチーフによって、都市の記憶、キャンパスでの友情、未来のイメージという3つのテーマを織り込んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年7月9日