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【中国のこの10年】中国が推進するグローバル・ガバナンス体制変革は「別の体制の構築」ではない

人民網日本語版 2022年09月30日14:10

中共中央宣伝部は29日、新たな時代における中国の特色ある大国外交に焦点を当てた「中国のこの10年」記者会見を開いた。新華社が伝えた。

「過去10年は中国がグローバル・ガバナンス体制の変革と構築に積極的に関与した10年だったが、中国は『別の体制の構築』、『ルールに基づく国際秩序』の変更を図っていると疑う声がある。中国側はグローバル・ガバナンスにおける自らの地位と役割をどう見ているか」との質問に対し、馬朝旭外交副部長(外務次官)は「中国がグローバル・ガバナンス体制の変革を後押しするのは、『別の体制を構築』するためではなく、現体制をより公正で合理的なものにするためだ。国際秩序は広く認められた国際法を基礎にする以外になく、少数の国々が定めたいわゆるルールによることがあってはならず、ましてや自らの『ルール』や『集団内のルール』を他国に強要することがあってはならない。国際情勢がいかに変わろうとも、中国は真の多国間主義を実践する決意を変えず、グローバル・ガバナンスの整備への努力を変えず、多国間協力を推進する行動を変えない」と説明。

「第18回党大会以来、中国外交は習近平外交思想の導きの下、かつてない広さ、深さ、力でグローバル・ガバナンスに関与し、中国の知恵で貢献し、中国の案を提供し、中国の責任感を示し、国際社会の広範な称賛を得てきた」とした。

また「習近平総書記は人類の前途・命運という観点に立ち、国連など重要な場で中国のグローバル・ガバナンス観を提示し、閉鎖・排他的ではなく開放・包摂的であり、唯我独尊ではなく国際法に基づき、衝突・対抗ではなく協議・協力を行い、古い殻に閉じこもり進歩を求めぬのではなく時代に合わせた進歩を堅持することを提唱し、グローバル・ガバナンス体制と国際体制の変革をリードし、不確実性に満ちた世界にプラスのエネルギーを与えた」と指摘した。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年9月30日

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