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【第20回党大会第1回記者会見】中国の食糧安全保障の能力が持続的向上 5つの現れ

人民網日本語版 2022年10月18日10:57

10月17日午前、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)プレスセンターは第1回記者会見を行なった。新発展理念を徹底し、新発展構造を構築し、質の高い発展を推進して、中国式現代化による中華民族の偉大な復興を全面的に推進することに関する状況を説明するとともに、記者からの質問に答えた。

会見で、国家発展改革委員会党組織メンバーで国家食糧・物資備蓄局の叢亮局長が5つの面から現在の中国の食糧安全保障の情勢を説明した。

第一に、食糧生産量が高い水準での上昇を実現した。2012年に中国の穀物生産量は初めて6千億キログラムの大台に乗り、15年からは7年連続で6500億キログラム以上の水準を維持した。中国の一人当たりの食糧生産量は483.5キログラムに達した。輸入による補充とストックのゆとりを考慮から外しても、一人当たり食糧生産量は国際的に認められた食糧安全ラインの400キログラムを超えている。

第二に、食糧生産の基礎が絶えず突き固められた。全国の耕地面積は約1億2800万ヘクタールに上り、約7050万ヘクタールの食糧生産機能エリアと重要農産物生産保護エリアが画定され、6000万ヘクタールの高標準農地が整備され、農業科学技術の進歩による寄与度が61%に達し、食用作物の優良品種が基本的に全面カバーを実現した。

第三に、食糧の流通が高効率・スムーズさを維持した。全国の標準倉庫は倉庫容量7億トンを達成し、貯蔵条件は全体として世界の先端レベルに達した。

第四に、食糧の緊急保障がより力強いものになった。既存の食糧緊急加工企業は6千社、緊急供給ネットワークスポットは5万3千ヶ所、緊急貯蔵輸送企業は4199社、緊急配送センターは3047ヶ所あり、各種の重大な自然災害と、突発的公共事件に対応する能力が備わった。

第五に、食糧の市場運営が全体として安定していた。ここ数年、さまざまな要因の影響を受けて、国際食糧市場は変動が大きかった。それに対し、中国の食糧市場は供給にゆとりがあり、運営は全体的な安定を維持して、民衆の消費ニーズを効果的に満たし、経済の持続的で健全な発展と社会の調和安定のために重要な役割を発揮した。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年10月18日

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