甘粛省敦煌市にある光電産業園では10月16日、太陽光を反射し、一定の方向に送る反射鏡のヘリオスタット1万枚以上が、高さ260メートルの吸熱タワーを同心円状に取り囲んでいた。これらのヘリオスタットは、広大なゴビ砂漠で「毎日稼働」し、「光」を「電気」に変えて、数千世帯の家庭に届けている。人民網が伝えた。
敦煌市は、今年に入り、「工業強化」に向けた事業を着実に推し進めており、「エネルギー基地」という目標の位置づけにターゲットを絞り、国による二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト、カーボンニュートラルの「ダブルカーボン目標」の推進を絶好の機会と捉え、太陽熱、太陽光発電、風力発電、エネルギー貯蔵、関連装備製造を一体化した産業チェーン全体を網羅する新エネルギー基地の建設に取り組んでいる。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年10月18日