金沙江白鶴灘水力発電所の最後の発電機が20日、72時間の試験運営を順調に完了し、正式に稼働・発電を開始した。世界的に技術の難易度が最も高く、1基当たりの設備容量が最大で、総発電設備容量が世界2位の水力発電所である白鶴灘水力発電所のすべての発電機が稼働・発電を開始した。これにより、金沙江下流の4ヶ所のスーパー水力発電所である烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩が長江の葛洲壩水利ハブ及び三峡プロジェクトと共に、世界最大のクリーンエネルギー回廊を構成している。新華網が伝えた。
白鶴灘水力発電所は四川省寧南県と雲南省巧家県の境界を流れる金沙江の本流に位置し、総発電設備容量は1600万kW。中国が実施する「西電東送」(西部地域で発電した電気を東部地域に送電)の国家重要プロジェクトで、中国が独自に開発した単一設備容量が世界最大の出力100万kW水力発電機を計16基設置している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月21日