金沙江川上クリーンエネルギー拠点初の発電所が完成

人民網日本語版 2022年12月02日14:59

最後の発電機が11月30日に正式に稼働・発電開始するにつれ、金沙江川上クリーンエネルギー拠点初の発電所である蘇窪竜水力発電所が完成した。年平均発電量は約55億kWhにのぼり、標準石炭の消費量を180万トン、二酸化炭素排出量を430万トン削減できる。人民日報が伝えた。

同発電所の発電機4基の総発電設備容量は120万kW。2015年11月に承認を得て着工し、2022年7月に1基目が稼働・発電開始した。

同発電所は建設中に、生態優先とグリーンな発展の理念の実施に力を入れた。流域の3分の1を超える天然区間が効果的に保護された。うち本流・支流における天然区間の保護距離は423キロメートルにのぼる。同プロジェクトの同期に1億700万元(1元は約19.2円)の投資で建設された蘇窪竜魚類増殖ステーションは、2018年以降の9回にわたる放流で計210万匹の稚魚を放流している。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年12月2日

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