閉講式迎えた中国の大学の日本語教師を対象にしたハイレベル研修会

研修に参加した日本語教師と主催者代表（撮影・許可）。

公益財団法人・笹川平和財団が主催した中国の大学の日本語教師を対象としたハイレベル研修会（第一期）の閉講式が18日、埼玉県で行われ、中国の各大学から参加した日本語教師23人に修了証が授与された。人民網が報じた。

主催者によると、笹川平和財団はこれまで中国で日本語を専攻する大学生を対象にした日本での研修を度々企画してきた。今年1回目の開催となったハイレベル研修会には、中国の高等教育機関約300校から選出された日本語教師約100人がオンラインで参加。さらに、その中から成績が優れていた教師が選ばれ、7月31日から8月22日にかけて、日本での研修・視察に参加した。研修の内容には、日本語指導トレーニングや日本の高等教育機関訪問、日本での伝統文化講座参加などが含まれていた。

閉講式において主催者の代表である笹川日中友好基金の于展特任グループ長は、成功裏に終えた今回の研修や数々の成果を称え、「笹川平和財団は今回の研修を機に、今後も中国の日本語教育の改革と発展に寄与していきたい」と語った。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年8月23日