中国最低賃金基準 首位は上海、16省(区・市)が月収2000元超

人民網日本語版 2023年10月20日16:15

人的資源・社会保障部(省)は18日、全国の省・自治区・直轄市の最低賃金基準を発表した(2023年10月1日現在)。現在、全国の16省(区・市)の月収ベースの最低賃金基準が2000元(1元は約20.5円)を上回る。

23年9月1日より、北京市が月収ベースの最低賃金基準を2320元から2420元に引き上げ、100元の上昇となった。非フルタイム労働者の最低賃金基準は時給25.3元から26.4元に引き上げられた。西蔵(チベット)自治区の月収ベース最低賃金基準は1850元が2100元に調整され、時給ベースでは18元から20元に調整された。

今年に入ってから、河北省、山西省、貴州省、青海省、安徽省、陝西省、上海市なども相次いで最低賃金基準を引き上げた。

現在、全国の16省(区・市)の月収ベース最低賃金基準が2000元を超えており、順に上海市、北京市、広東省、浙江省、江蘇省、河北省、陝西省、天津市、山東省、四川省、重慶市、西藏自治区、安徽省、福建省、湖北省、河南省の16ヶ所となっている。

(編集KS)

「人民網日本語版」2023年10月20日

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