国家統計局はこのほど「中国統計年鑑2022」を編集・出版した。各地域の平均賃金はどれくらいだろうか。一番お金を使ったのはどこの人か。中国新聞網が伝えた。
中国2021年の平均賃金はどれくらい?
同年鑑によれば、2021年には中国都市部の非民間企業・機関の従業員の平均賃金(年収ベース、以下同)は10万6837元(1元は約19.1円)となり、初めて10万元の大台を突破し、前年比9458元増加して、名目増加率は9.7%だった。
地域別に見ると、北京市(19万4651元)、上海市(19万1844元)、西蔵(チベット)自治区(14万355元)、天津市(12万3528元)、浙江省(12万2309元)、広東省(11万8133元)、江蘇省(11万5133元)、青海省(10万9346元)、寧夏回族自治区(10万5266元)、重慶市(10万1670元)の10省・区・市が10万元を超えた。うち北京と上海は19万元、西蔵は14万元を超えた。
21年の中国都市部の民間企業・機関の従業員の平均賃金は前年比5157元増の6万2884元となり、名目増加率は8.9%だった。
地域別に見ると、北京(10万11元)、上海(9万6011元)、広東(7万3231元)、浙江(6万9228元)、江蘇(6万8868元)、西藏(6万6311元)、天津(6万5272元)、福建省(6万2433元)、海南省(6万2284元)、重慶(5万9307元)が上位10位に並んだ。うち北京が10万元を超えた。
一番お金を使ったのはどこの人?
同年鑑によれば、21年の個人消費支出の中国平均は2万4100.1元だった。うち食品・タバコ・アルコール類は7178.1元、衣類は1418.7元、住居は5641.1元、生活用品・サービスは1423.2元、交通通信は3155.6元、教育・文化・娯楽は2598.9元、医療・保健は2115.1元、その他の用品・サービスは569.4元。
21年の地域別の平均個人消費支出のトップ5には、上海(4万8879.3元)、北京(4万3640.4元)、浙江(3万6668.1元)、天津(3万3188.4元)、広東(3万1589.3元)が並んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年12月30日