中国の科学者、血液病学の国際的な賞を受賞
人民網日本語版 2024年03月01日09:34
23日、米テキサス州サンアントニオで行われた2024年度移植・細胞治療会議で、黄暁軍氏(左)はCIBMTRの「功労賞」を受賞した後にスピーチを行った。
国際血液骨髄移植研究センター(CIBMTR)は23日、中国工程院院士で北京大学血液病研究所所長の黄暁軍教授に「功労賞」を授与した。HLA半合致骨髄移植の「北京プロトコール」を創出し、国際的な血液研究に優れた貢献を成し遂げたことを表彰したものだ。人民日報が伝えた。
2024年度移植・細胞治療会議は21−24日に米テキサス州サンアントニオで行われた。CIBMTR諮問委員会のマイケル・バーネリス議長は会期中の授賞式で、「黄氏は一連の非体外T細胞除去HLA半合致骨髄移植の重要技術を創出した上、顆粒球コロニー形成刺激因子(G-CSF)と抗胸腺細胞グロブリン(ATG)に基づく『北京プロトコール』へと徐々に発展させた。この革新的な治療法により、HLA半合致骨髄移植を受けた白血病患者の3年生存率が約20%から約70%に向上した。『北京プロトコール』の重要技術は現在、韓国、イタリア、フランスなどの多くの国で推進されている。『北京プロトコール』は現在、世界で最も広く応用され、治療効果が最も優れているハプロタイプ造血幹細胞移植システムだ」と述べた。
黄氏は、「この栄誉は私とチームの活動成果への評価であり、また急発展する中国の造血幹細胞移植事業への励ましでもある。中国の血液学の発展及び中国と世界の血液学界の協力促進に取り組み、より大きな貢献を成し遂げる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年3月1日
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