19日に二十四節気の6番目「穀雨」到来
人民網日本語版 2024年04月19日15:57
今月19日午後9時59分、二十四節気の6番目で、春の最後の節気である「穀雨」を迎える。「穀雨」は、「春雨が百穀を生む」という言葉に由来していると言われ、この時期になると、雨の日が次第に増え、気温もだんだん上がっていく。そして適度な量の雨は、穀物の生長にとって極めて重要となる。
4月18日、広西壮(チワン)族自治区南寧市の畑で倒れたトウモロコシの手入れをする農民ら。
「穀雨」の前後になると、桃やスモモ、アンズ、梨、桜などの花が少しずつ散り始め、地面を花びらが覆い尽くす一方で、牡丹は艶やかな花を咲かせ始める。
4月15日、北京の景山公園で艶やかな花を咲かせ、人々の目を楽しませている牡丹の花。
「穀雨」の頃になると、中国北方エリアの人々の食卓には香椿(チャンチン)の新芽を使った料理が並ぶ。旬の食材を使った料理を食べて、「舌で春を味わい」、味覚を満たすだけでなく、素晴らしい春の到来をじっくりと噛み締めるのだ。
春が終盤を迎え、初夏が間もなく到来する。この詩意に富む季節に、外に出て、山の中をそぞろ歩き、春のもたらす自然の美を満喫したり、しとしと降る春の雨の音を聞いたりしながら、爽やかで、新緑の美しい初夏をのんびりと待つのはどうだろうか。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年4月19日
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