月探査ミッション4に寄与する望遠鏡の建設に進展
人民網日本語版 2024年09月02日14:51
中国科学院上海天文台と中国電科網絡通信研究院が共同で開発した長白山40m口径電波望遠鏡のアンテナシステムの主反射镜の据付が8月27日午後、吉林省の長白山で順調に完了した。これはアンテナ機械設置の大まかな完了を示しており、今後の望遠鏡の電気調整のための基礎をしっかり固めた。中央テレビニュースが伝えた。
長白山40m口径電波望遠鏡アンテナは完全可動、高精度、多用途の電波望遠鏡で、年内に建設をほぼ完了する計画だ。2025年の年初には超長基線電波干渉法(VLBI)の分解能を備え、中国の月探査4期プロジェクトに寄与する。
上海天文台は現在さらに西蔵(チベット)自治区日喀則(シガツェ)40m口径電波望遠鏡を建設中だ。2台の望遠鏡がVLBIネットワークに加入した後、新たな6ステーション・1センターからなるツインネットワークを構成する。同時に2つのエリアで月・深宇宙探査機の軌道決定能力を持ち、今後の月と惑星探査、有人月面着陸のためにより大きな貢献を果たしていく。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年9月2日
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