中国初の越境観光協力エリア「バンゾック滝」、観光客が5万人の大台突破

人民網日本語版 2025年01月06日16:32

中国とベトナムの国境にある「中越徳天(バンゾック)瀑布越境観光協力区」を訪問した旅客の数がこのほど、延べ5万人の大台を突破した。中央テレビ網が報じた。

同エリアは2023年9月15日にプレオープン。中国・ベトナム両国の多くの観光客は、パスポートまたは出入国通行証を持っていれば日帰り観光を楽しむことができるようになった。2024年10月15日に正式な営業が始まると、越境旅行を楽しむ観光客は1日当たり平均90%増加した。このエリアでは、滝の美しい景色を鑑賞できるほか、中国とベトナムの文化を体験することができる。

広西壮(チワン)族自治区出入境・国境総検査所が管轄する碩竜出入境・国境検査所によると、同エリアを訪問する観光客の増加に合わせて、現地の公安や税関、出入国(境)関連当局、及びベトナムの出入国関連当局との意思の疎通、連携を強化し、十分な数の出入国検査ゲートを開設するほか、通関手続きを最適化し、同エリアの質の高い運営実現をバックアップする計画だという。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年1月6日

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