ビザ免除措置を利用し、週末は上海で!韓国人観光客が急増中
中国は11月8日から韓国の一般旅券所持者を、ビザ免除措置の対象に含めるようになった。それから約1ヶ月半が過ぎ、週末になると、ネット上で人気となっている上海の各観光スポットでは、韓国語が飛び交うようになっている。では週末を上海で過ごす韓国人観光客に人気となっている観光スポットはどこなのだろうか?
上海を訪れる韓国人観光客に人気となっているのは、馬当路沿いにある「韓国民族の独立運動の聖地」とされている「大韓民国臨時政府旧跡」だ。韓国人にとって記念すべき施設であるため、ほとんどの韓国人観光客がまずそこに立ち寄っている。そして、その近くにある、おしゃれなレストランやショッピングモールなどが集まる「新天地」も韓国人観光客に人気となっている。
その他、外灘(バンド)や豫園、武康大楼(ビル)といったネット上で人気の観光スポットにも韓国人観光客が多く訪れている。写真撮影が大好きな韓国人にとって、伝統的なムードと異国情緒が混ざり合う上海は、とても魅力的な街なのだ。
若い韓国人は、中国伝統の漢服を着て、写真を撮影するといった、新しい遊び方も楽しんでいる。取材を進める中で、武康大楼でウェディングフォトを撮影している韓国人の新婚カップルを見かけた。今月17日から、トランジットビザ免除措置を利用して、中国の指定の地域に240時間滞在できるようになったのを知った2人は、上海で「晴れ姿」を撮影することを突然思い立って決めたのだという。
旅行プラットホームのデータを見ると、中国が韓国人を対象にビザ免除措置を実施するようになって以来、中国に入国する韓国人観光客に人気の都市は、上から順に上海市、青島市、北京市となっている。上海市を訪問する韓国人観光客の予約は前年同期比で180%以上増、前月比で40%以上増となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年12月25日
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