東南アジアの観光客に大人気の甘粛省 選りすぐりのルートを満喫
人民網日本語版 2024年12月31日17:17
中華文明の重要な発祥地で、シルクロードの要衝としての甘粛省は今年、大勢の外国人観光客を迎え入れている。省内には敦煌莫高窟、麦積山石窟、嘉峪関など7つの世界遺産があり、万年雪に覆われた祁連山、砂の山が起伏する一面の砂漠、多彩な色合いの丹霞地形などの景観を楽しもうと、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシアなど東南アジア諸国からたくさんの観光客が訪れた。これにより、マレーシアと甘粛省をたびたび往復し、両地域の文化交流を促進してきた在マレーシア甘粛省商務代表処の馬玉田首席代表は、今年は特に忙しい一年になったという。
馬首席代表は、「マレーシアの政府及び企業に最も人気がある選りすぐりの観光ルートには『シルクロード観光』と『民族情緒観光』がある。精巧で美しい仏像や壁画、蔵(チベット)族の特色ある服飾品や歌・踊り、果てしなく広がるゴビ砂漠は、マレーシアからの観光客を十分に満足させている。2025年も引き続き一連の展示会やフォーラムなどを開催して、マレーシアの人々をより多く甘粛観光に呼び込みたい」と述べた。
石窟観光やグルメ観光など「シルクロード観光」のルートが多様化したこと及び国際航空路線が就航したことを受け、甘粛文化観光の国際的な知名度が徐々に高まってきた。甘粛省文化・観光庁がこのほど提供したデータによれば、2024年に同省を訪れた海外からの観光客は延べ12万7500人、マレーシアからの観光客が最多だったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年12月31日
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