外交部「中国はグリーン発展を通じて人類共通の地球を守りたい」

外交部の郭嘉昆報道官は16日の定例記者会見で、記者からの「中国は最近、国連気候変動枠組条約（UNFCCC）事務局に初の隔年透明性報告書（BTR）および第4回隔年報告書（BR）を提出した。この報告書は、中国の気候変動への自主的な取り組み、温室効果ガス削減に向けた政策行動および削減効果を詳しく紹介し、気候変動への中国の対応の成果を包括的に示している。中国が近年、気候変動に対応するためのグローバルガバナンスにおいて果たしてきた役割について、どう評価しているか」との質問に答えた。

郭報道官は、「気候変動は地球規模の重大な課題である。中国はこれまでも気候変動対策を非常に重視しており、今回提出した二つの報告書は、中国が気候変動に積極的に対応し、気候変動に対する国際的なガバナンスに深く関与するという姿勢と行動を示している。中国自身がグリーン発展を進める歩みを止めたことはない。報告書によると、中国の2021年のGDP単位当たり二酸化炭素排出量は2005年（国が決定する貢献基準年）比で50.9％削減された。気候変動はすべての国が協力して取り組むべき課題である。中国は共通だが差異ある責任の原則を堅持し、真の多国間主義を実践しながら、グリーン発展を通じて人類共通の地球を守るために、各国と共に努力していきたい」と強調した。

「中国国際放送局日本語版」より 2025年1月17日