習近平総書記、四川省の土砂崩れで重要指示

人民網日本語版 2025年02月10日14:19

四川省宜賓市筠連県沐愛鎮金坪村で8日午前11時50分頃、土砂崩れが発生した。同日午後5時時点で、住宅10棟が土砂に埋もれ、30人余りが行方不明となっている。新華社が伝えた。

災害発生後、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は事態を非常に重視し、「四川省宜賓市筠連県で土砂崩れが発生し、多くの人々が行方不明となっている。あらゆる手を尽くして行方不明者を捜索・救助し、死傷者の発生をできる限り抑えるとともに、善後処置などの取り組みをしっかりと適切に行う必要がある。監視・警戒を強化し、科学的な救助を心掛け、二次災害の発生を防ぐ必要がある。各地域と関係当局はリスク意識を確固たるものとし、各種の災害や安全生産(生産現場での事故防止措置)上の潜在リスクの排除を強化し、責任の履行を強化し、大規模な災害や事故の発生を断固として防止し、人民大衆の生命と財産の安全をしっかりと確保する必要がある」との重要な指示を出した。

李強総理も「行方不明者や閉じ込められた人々の捜索・救助に全力を挙げ、死傷者の発生をできる限り抑え、善後処置をしっかりと行う必要がある。これと同時に、土砂崩れの原因究明を急ぎ、周辺の土砂災害の潜在リスクを排除し、危険にさらされている住民を避難させ、二次災害を防ぐ必要がある」との指示を出した。

習総書記の重要な指示及び李総理の指示を受けて、劉国中副総理が関係当局の責任者を率いて現場に赴き、救助活動を指揮している。自然資源部(省)と応急管理部(省)はすでに緊急対応を開始し、四川省と宜賓市は防災・災害救助活動に全力を挙げている。現在、各作業は緊張感を持ちつつも秩序立って進められている。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月10日

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